JT(日本たばこ産業)減配発表に思ふこと
今回は予定を変更して、ブログを投稿いたします。
今日は本日決算発表され、前期比24円減配の年間130円の配当方針となった
ESG投資に適さないこともあり、海外の投資家を中心にJT離れが進み、株価も低迷しています。
この減配は最初は受け入れることに時間がかかりました。
「減配!?ふざけるな!」
「もう損切する!」との声が上がるのは至極当然であると受け入れています。
1000人の希望退職者募集というリストラ策を行うと発表していますが、
それでは根本的な改善策にならないと感じています。
この大きな原因は、国内たばこの売上が減っていること。
その原因として、喫煙人口の減少は確かにあります。
これは意外かもしれませんが、新型コロナウィルス感染拡大に
よって空港の利用が大幅に減少して、たばこの大きな収益源となっていた
免税店の営業自粛が大きな影響であったと思います。
日本のたばこは海外で人気であり、免税店でたばこを爆買いしていた人が多かったからです。
これはJT(日本たばこ産業)にとって、大きな改革のチャンスです。
その間に、医薬品や加工食品を強化し、たばこの需要が大きい
中国やイスラム諸国(特にインドネシア)での販売強化を進めることです。
自分のJT改革案を提示します。
・ TVCMなどの広告費の大幅な削減
・ 加工食品の強化
・ 医薬品への投資は、博打に近いので慎重に
・ 海外たばこ事業の強化
(M&Aもしてみてもいいのでは?)
JTについては斜陽産業ではありますが、
考え方や視点を変えると、新たな可能性を掘り起こすことも可能なのです。
成長の可能性も十分にあります。
JTのことはこれかも応援していきたい気持ちはありますし、コロナが収束すれば、
業績の回復の可能性も十分にあります。
みなさんはJT(日本たばこ産業)にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
※ 投資は自己責任で行っていただき、くれぐれも元本割れにはご注意ください