大手企業間での業務提携の流れは必然だ
「1つの企業だけで、考えて成長していく時代は終わった」
今注目のクラウドファウンディングMakuakeの運営会社 中山社長が
今大手企業間でも業務提携・資本提携の流れが起きています。
例えば、
自動車の完全自動運転を目指して、
インターネットの普及によるネット金融の充実化を
目的に、
メガバンクの一角三井住友銀行と地方銀行が、各々がネット銀行大手SBIホールディングスとの業務・資本提携
→フィンテック(ITと金融が融合した造語)を活用した、顧客の利便性の拡大を目的に行っている
大手企業も他の大手企業とネットワークを結ばなければ、生き残れない厳しい状況になっております。
しかし、これを企業成長のチャンスと私は考えています。
むしろ世界との技術競争で勝っていくためには、新たな視野で技術の可能性を広げ、
新たな強力な武器を作る必須となっているからです。
異産業が協力して、新たなシナジー効果が生まれるのは総合商社の成長がその根拠を示していますし、それに魅力を感じ世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏も投資を積極的に行うといった結果も現れています。
世界のトヨタもKDDIやNTT(日本電信電話)との提携は、日本の産業衰退の危機感の表れです。
日本政府が筆頭株主のNTTも先端通信網開発でNECと業務資本提携も行っています。
この業務提携の流れは株式投資において、極めて重要です。世界に日本の存在を示すためには1社では力が足りないからです。