日本株銘柄紹介「SBIホールディングス」
本日は久しぶりの日本株銘柄紹介です。
証券コード:8473
SBI ホールディングス
このロゴは個人的にカッコよく、気に入ってます(笑)
ネット金融会社大手で
以前はソフトバンクと関係がありました。
(現在は提携関係は解消しています)
近年金融サービス事業で各種ローン貸し出し残高の増加や、インターネット銀行分野、ネット損害保険分野で力をつけています。
特に住宅ローンについては、先日取り扱い額が6兆5000億円を突破しています。
インターネットを駆使した、アセットマネジメント(資産運用)事業で世界各国への進出も積極的です。
さらには、多くの地方銀行と業務・資本提供を行い、地方銀行窓口において、SBIホールディングスが
培ってきたインターネットを使った資産運用や格安のSBI各種保険を取り扱いを行っていき、地方でも存在感を急拡大しています。
北尾社長は地方銀行との業務提携拡大により、「第4のメガバンク構想」を提唱しています。
傘下にSBI証券, 住信SBIネット銀行, (ネット為替取引)SBI FXトレード,(暗号資産取引)SBI VCトレードなどがあります。
メガバンクの一角である三井住友銀行を傘下に持つ三井住友FGとの業務提携により、Tポイント投資もできるネオモバイル証券においての口座連携、さらに大阪にPTS(私設取引所)を設立を目的に合弁会社を設立しました。
さらにバイオ事業にも力を入れており、全体の事業比率としては低いですが、
健康補助食品の販売も進めています。
株価については、現在昨年末時点に比べて、現在600円以上値上がりしています。
売上高は、ネット金融の普及で右肩上がりで増加しています。
営業利益および経常利益は年々多くなったり、少なくなったりと波がみられています。
2021/03期第3四半期につきましては、2020/03前年同期比増収増益となっており、好調です。
アセットマネジメント事業におきましては、利益の伸びは鈍く、
バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業は赤字になっています。
一方金融サービス事業も含め3事業全てで収益を拡大しています。
特に金融サービス事業は、収益・利益ともに急拡大しています。
地銀との提携数を増やしており、SBI保険販売網も拡大し、成果を収めているからです。
【株主優待情報】
株主優待もあります
権利確定月:3月(末)
または 合計約14000円相当の健康食品
1000株以上でかつ継続保有1年以上で
または 合計約14000円相当の健康食品+化粧品5点
が貰えます
※ 株主優待は、内容変更・廃止の可能性もあります
【個人的銘柄分析】
ネット金融サービス事業
アセットマネジメント事業
バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業
3事業とも収益が前年同期比で拡大しています。
今後もネット金融・アセットマネジメント事業は拡大を続けると予想しています。
フィンテック(ファイナンシャル(金融)+テクノロジーの造語)において、
SBI ホールディングスは、他社に比べてリードしているからです。
バイオ関連事業は赤字ですが、機能性表示食品や健康補助食品が通信販売で好調であり、今後の事業拡大が期待できます。さらに黒字化により、第3の事業の柱に育つ可能性もあります。
一方懸念点もあります。
業務提携している地方銀行が経営難に苦しんている点です。
例えば、提携先の一つである
群馬銀行は与信費用(貸倒対策)を前期比約3倍の65億円に急増
仙台銀行ときらやか銀行を傘下にもつじもとHDは約8億円計上し、
日本政府が現在コロナ禍による資金繰り対策を行っていますが、
今後この対策が終了すれば、地方銀行の経営難が一気に表面化する恐れがあります。
これは当然SBIホールディングスにも影響が出ますから注意が必要です。
懸念点はあるものの、事業の拡大は進んでおり、
フィンテックにおいて、競合他社と比べて優位に立っております。
SBI証券の口座を開設して、投資を始めるきっかけになった
この企業をこれからも応援したいと考えております。
※ あくまで個人的見解です
※ 投資は自己責任で行っていただき、くれぐれも元本割れにはご注意ください