優待次郎

株主優待生活に憧れてる 北陸在住30代男のブログ

これから円安はそのまま放置するべきか?

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最近円安が急激に進んでおります

8/28日現在で1ドル=137円52銭で取引されております。

 

日本時間夜に行われた

ジャクソンホール会議にて

FRB(外国で言う中央銀行)パウエル議長が

「インフレ抑制をやり遂げるまで利上げ

 

を継続していく」という趣旨の発言を

行い、さらに円安が進んでことも背景にあります。

 

これによって

輸入物価が高騰により

家計を圧迫している現実があります

 

現在の岸田政権はこの円安にも関わらず

何の対策も打ち出していません

「検討」・「検討」の繰り返しです

 

さらに日本銀行の黒田総裁は

金融緩和継続を明言しており

任期満了の2023年4月までこれは続くと思われます

 

来年次期日本銀行総裁になれば

金融引き締めを行うのでしょうか

 

それはできないと考えております

 

日本では金融引き締めを行うと

更なる危機が訪れるから

 

それは主に3つの点があります

 

1.金融引き締めを行うと当然円高に推移しますので

輸出企業の収益及び利益が悪化する


2.日本からの輸出のメリットがなくなるので

海外への工場移転が進み、製造業の空洞化を招く

 

3.金利上昇になるので

住宅ローンの返済の負担が重くなり

ローン破産が増加する

 

これら3つの問題は

旧民主党政権で

当時財務大臣を務めた藤井裕久氏が就任直後に

「円安誘導の政策は間違いだ」と発言して

円高“容認”発言をした直後に起こりました

その後

2011年10月には75円55銭まで円高が進みました。

 

これにより円高が進んでいけば

輸出企業の収益悪化、工場の海外移転金利上昇による住宅ローン破産が

増えることでしょう

 

それでは本題に入ります。

果たしてこの円安をそのまま放置するべきなのか?

 

それはNO!です

 

輸出企業にとっては、これはプラスですが

輸入物価の高騰という副作用がある以上

1ドル=100円目指して

円高に進めていくこともある意味大切なのです。

 

しかし、これらを為替レートを1人1人がコントロールすることはできません

 

そこで日本人は株式投資で自分で資産運用を行っていく必要を感じます。

現状預金だけでは利息が極めて低いのもありますが、為替に左右されるとなると

現金の目減りが発生するからです。

実は銀行に預金していることも、資産運用をしていることになります

 

今ではNISA・積立NISA、iDecoといった投資優遇制度がありますから

投資に関しては勉強しながら少額でも進めていくことを行ってみてはいかがでしょうか?

20代でも30代でも、40代でも50代からでも遅くはないと思います。

 

投資優遇制度はある意味「自分の資産は自分で運用してコントロールしろ」という

日本政府からのメッセージであると感じています

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました

 

北陸株主優待会員No.1

 

※投資は最終的にはご自身の判断で