優待次郎

株主優待生活に憧れてる 北陸在住30代男のブログ

三菱UFJリースの本気が伝わる

先日

証券コード:8593

三菱UFJリース

 

日立キャピタルとの経営統合に関する臨時株主総会の案内が郵送で送られてきました

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2021年4月1日にこの経営統合により、三菱HCキャピタル株式会社という名称に変更されます

そこに掲載されていた定款(ていかん)に三菱UFJリースの事業拡大の本気度が伝わる内容に変更されることがわかりました

 

臨時株主総会で賛成多数となれば、定款が変わります

 

そのことを今回は記事にしました

 

まず定款とは・・・

簡単に言うと「会社の憲法」のこと

特に目的で会社がどのような事業を行なっていくかを記載します。この目的の項目が増えれば増えるほど、事業が多角化していきます

 

そこでその多角化によって、

リース業界でトップのオリックスに戦いを本気で挑む気持ちを表しました!

 

そこで変更案になる定款を見ていきましょう!

黒い丸を描いた部分が定款が変更される部分です

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・不動産売買、賃貸借、リース

・クレジットカード業

宅地建物取引業

・労働派遣業

・発電事業、電力・ガスなどのエネルギー供給

・損害保険業

などなど

24項目以上の事業を行なっていく方針を固めようとして、拡大路線へと舵を切ろうとしている

 

リース業界では

オリックスが年間売り上げ約2兆7000億円で

売上ダントツトップ

 

一方

三菱UFJリース

業界第4位の年間売り上げ約8400億円

 

日立キャピタル

業界第9位の年間売り上げ約3800億円

 

この二つを加えてもオリックスに及ばず、

業界第2位の年間売り上げ約1兆4000億円

三井住友ファイナンシャル&リース

と肩を並べるレベルになる

 

そこで、海外インフラ事業で提携していた

三菱UFJリース日立キャピタル経営統合して、

売上を更に伸ばそうと考えているのだ

+αでさらなる企業力アップでオリックスに対抗しようと言うのだ

 

しかし、そこには懸念点もある

すでに親会社の三菱UFJファイナンシャル・グループ

三菱UFJニコスDCカードを運営しており、

クレジットカード事業を行う際には新しいブランドのクレジットカードブランドを作るのか、DCカードの運営拡大を担うのか大きな決断が迫られます

 

この日立キャピタルとの経営統合

三菱UFJリースがどう規模をさらに拡大し、

オリックスに対抗し、その上にどう進んでいくのか注目です。

一株主として、今後の三菱UFJリースには期待をしています!

 

※あくまで個人的見解です

※投資は自己責任で行なっていただき、くれぐれも元本割れにはご注意ください