日本株銘柄紹介「三菱UFJフィナンシャル・グループ」
久しぶりの日本株銘柄紹介です。
皆さん言わずと知れた
日本3大メガバンクの1つで、事業規模では3つのうち最大です。
バブル期やリーマンショック前まででは株価に勢いがあり、
株価も数千円になることもありました。
しかし現在では、新型コロナウィルスの感染症の影響もあり、
450~500円台を付ける場面が多いです。
過去10年の売上高(銀行では営業収益と呼ぶ)は、右肩上がりに上昇しているものの、
営業利益や経常利益は近年のマイナス金利政策の影響で、伸びがなく低迷しています。
2021/03期も新型コロナウィルスの感染症の影響もあり、貸倒リスクも高まり業績が低迷する可能性が高いです。
配当は過去10年間非減配を続けています。
2021/03期も1株当たりの配当金を25円で堅持する、
とトップの亀澤氏が中間株主通信で報告しました。
【個人的銘柄分析】
3大メガバンクの一つで、事業規模が最大ですから、
投資先の1つとして検討してみるのもありかと思います。
しかし近年のマイナス金利政策の影響で今後も大きな業績
の伸びは期待できません。
一方、配当政策については
2021/03期は25円の配当
を堅持すると明言しております。
株主還元策はしっかりしていると感じてます。
投資する場合は、高配当銘柄の1つとして加えることはアリだと認識しています。
しかし、今回三菱UFJフィナンシャル・グループは
2021/03期の与信費用を4500億円を計上する予定となっており、
これが利益を圧迫すると考えられます。
※与信費用=貸倒れ対策として計上する費用で、不良債権対策のひとつです
投資判断については、2021年3月期第3四半期決算発表は来月4日に発表予定ですから、
これで様子を見てからでもよいかと思います。
※あくまで個人的見解です
※投資は自己責任で行っていただき、くれぐれも元本割れにはご注意ください