優待次郎

株主優待生活に憧れてる 北陸在住30代男のブログ

これから日本の分断が起こる!?

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今日本という国では

つい先日まで、節電を呼びかける運動を

日本政府からされていました

 

これは実はある地域においては正しく

ある地域においては正しくないのです

 

日本という国は電力の周波数が

東日本では50Hz、西日本では60Hzと分かれております。

さらに

日本の原子力発電所(原発)の稼働状況は

(調整運転中を含め)7機が運転中となっておりますが、すべて西日本の原発です。

 

現在は中部電力パワーグリッドという企業が電力融通を可能にする技術を導入しました。

しかし、やはり原発を稼働する場合は同じ地域の電力融通を優先せざるを得ないでしょう。

 

これにより電力が融通できても、東日本には中々電力の供給しづらい環境であることは

今でも変わりありません。

 

TSMCという台湾の半導体メーカーが熊本県に工場を建設します。

地理的な理由ももちろんあると思いますが、

電力の問題もゼロではないと考えております。

 

日本の高度経済成長を支えたのは電気です。日本という国は豊富な天然資源を持つわけではありませんから、原子力エネルギーは日本の先進国入りを後押ししたのは間違いないと考えています。

 

原子力放射性物質が外へ漏れだし、

さまざまな健康被害をもたらすはみなさんご存知でしょう。

2011年3月11日に日本の原子力の見方が否定的になった人が多くなったのは間違いないです。

 

一方

「じゃあ、地球に優しい太陽光や風力発電があるじゃないか?」

 

太陽光にはパネルが25年〜30年で寿命を迎えたあとの廃棄問題とその廃棄時に出るカドミウムなどの有害物質による環境問題があります。

風力発電は現在秋田県沖で積極的に建設を進めてきていますが、日本周辺の海底の地形が風力発電の建設が難しい地域が多く難航してます。

地熱発電は、大分県で開発が進んでいますが、莫大なコストの問題があり開発が進んでおりません

 

この電力は日本の生活インフラになるだけでなく、製造やサービスの幅広い分野で成長に大きな影響を与えます。

 

さらにガソリン車から電気自動車へのシフトを考えるとさらなる電力需要が増加することは必至です。

だからといって火力を増やして、海外から資源を輸入する際のリスクも考えないといけません。

今年はウクライナ紛争は有事における天然資源の依存のリスクを思い知らされた方も多いでしょう。

 

話は戻りますが、この日本において原子力発電は西日本の発電所のみ稼働している状況です。

東日本は停止中や廃炉に向けて動き出しています。

 

このエネルギーの問題は、最悪日本東西分断を引き起こす可能性も否定できません。

 

みなさんが少しでもエネルギー問題を考えるキッカケになればと考えています

 

北陸株主優待会員No.1