KDDIの通信障害の根本にあるのは・・・
7月2日KDDIの通信障害によって
全国に影響を及ぼす24時間以上通信が止まるトラブル
被害を多く受けたのがニュースが日本全国を駆け巡りました
これにより、携帯通信や通話が止まっただけではなく、
企業が使用している通信技術により、
大垣共立銀行のATMや山手線の運行に影響が出ました。
先日KDDI 2023/03期第1Qの決算が発表され、
この通信障害による損害賠償の総額が76億円ほどになると発表されました。
この通信障害により、命に関わる通話にも影響が出たのです。
そしてこれは、個人で76億円ほどですが、法人の場合はスケールが違います。
総額数千億円損害賠償請求も否定できません。
この件に関して、総務省は再発防止策の提示など厳しい対応を求めています。
私は総務省は指導・注意だけでなく、通信障害が起きたときの補償も考えるべきです。
通信障害による影響は会社1社の存立に関わるからです。
一方その通信障害において、根本の原因にあるのは一体なんなのかということです。
私はズバリ
働く労働環境の悪化です。
KDDIに限らず、会社の末端の社員にいけばいくほど労働環境は悪化していることが多いです。残業・休日出勤は当たり前のことが多いからです。
特に通信インフラは、障害が起こったときの責任は重大ですし、またこのICT環境の急速な変化により、技術革新のスピードアップにより、1人あたりの仕事量も増えております。
私は一株主でもあり、多くの日本企業に投資をしております。
利益が増え、配当が増えることは当然ではあります。
一方労働環境が悪化すると利益が先細りして、会社の存立に影響します。
改めて日本は長時間労働が増える傾向があります。
これはKDDI及び携帯通信キャリア会社だけでなく、すべての日本企業において起こって
おります。私はこのことにより、日本の成長が鈍化するだけでなく、さらにマイナス成長に突き進むのではないかと危惧しております。
人間は旧石器時代から脳は変化しておりません。シンプルなことしか対応できないのです。
急速なIT化によって、インプットしなければならない情報量が増え、脳がバーストを引き起こすことよって、適応障害やうつ病を引き起こす可能があります。
日本も納期キツキツじゃない、それこそゆとりある仕事のあり方が問われていると思います。
これはもちろんKDDIだけでなく、すべての日本企業に突きつけれた課題だと思います。
みなさんもゆとりをもち、いろんな人生の形を考えてもいいのではないでしょうか。
北陸株主優待会員No.1