優待次郎

株主優待生活に憧れてる 北陸在住30代男のブログ

日本経済新聞をビジネスマン・経営者視点で読むときの注意点

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みなさんは日本経済新聞を読まれるでしょうか?

 

もちろん個人・機関投資家が情報得る大きなツールの一つであることは確かです

この日本経済新聞の記事により、株価が上がることもあります

 

さらに、一部株式上場企業広告記事には

証券コードが書かれており、個人投資家に対して、株購入の宣伝も担っております。

 

一方で個人投資家だけではなく、ビジネスマン・サラリーマンに対してもビジネス情報の収集に使われます。

 

しかし私はこのビシネスに関する情報収集に関しては注意が必要であると考えております

 

日本経済新聞などのメディアから情報を収集して、ビジネスに活かしていく上で物を中心として考えてしまうことです。

 

そのほうが確かに楽な考え方になりますが、物に縛られ効果を発揮できないことが多いからです。

要するに手段が目的化することです

 

例えば

「この月額制システムをうちで導入してみよう」とか

「この3Dプリンターうちで導入できるか考えよう」とか

「この高精度な工作機械を購入して、工数を減らそう」と経営陣が指示すると、

部下たちはこのモノ・機器・機会に縛られて、プロジェクトを進めてしまいます。

 

そうなると物を導入することで得られるはずだった費用対効果を発揮できず、

無駄なお金が出て行ってしまうおそれがあります。

 

それではまず経営者・ビジネスマンは何が必要なのか

それは複数ありますが、まずは

会社の強み・弱み・機会・脅威というSWOT分析を行う必要があります。

SWOT分析とは、(Strength:強み、Weekness:弱み、Oppotunity:機会、Threat:脅威)

の頭文字からとった企業分析の手法であり、強み・弱みは内部的要因、機会・脅威は外部的要因から課題の可視化を行います。

 

このSWOT分析を行ったあとに

① 次に課題は何なのか?

② 具体的に課題を数値化して、可視化する

③ どの箇所を直せば、効果が得られるか

④ 具体的に修正箇所を改善していくためには、どうすればよいか

これを常に考えて改善活動を行って行かなければ、企業の成長にはつながりません。

 

「モノ・機器などの導入」については

しっかり課題、問題点を詳らかに分析したあとに最終的な手段として行わなくてはなりません。

 

これだけでは足りません。大きなプロジェクトであればあるほど、しっかりと①〜④のプロセスを経た場合でも、常日頃より「なぜこれを行わなきゃいけないか」「なぜこのプロジェクトでお金を払うのか」「お金を払って、それ以上の費用対効果が得られる」などの分析を最低5つ以上行う必要があります。これをなぜなぜ分析と言います

 

「なぜなぜ分析」をしっかりと行うことによって、

大きなプロジェクトの成功及び失敗の未然防止に役立つと考えております。

 

日本経済新聞は情報収集していく上で、必要なツールです。

しかしビジネスマン・経営者視点でものを考えて行く際には、

最新の注意を払って業務に活かしていく必要があります。

 

長い記事になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。